一般社団法人FLSG

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海外での資産運用をもっと身近に 資産運用に関する情報をわかりやすく発信。【お客様サポートデスクあり】 ◆オフショア資産運用サポート ◆海外銀行口座サポート ◆代理店変更(移管)サポート お問い合わせは ▽下記リンクの弊社HPお問い合わせより https://flsg.or.jp/

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  • FLSG 菅原のコラムシリーズ

    ~海外での資産運用をもっと身近に~ FLSGは、Financial Literacy Study Groupの略で、金融リテラシーを高め、お客様と共に学びながらお客様のフィナンシャルゴールまで正しくガイドしていくべく作られたグループです。

  • FLSG代表 田崎の海外渡航記

    お客様の海外投資に対するご不安をできる限り解消するため、現地視察にこだわっています。商品を提供している会社の背景や信頼性、金融商品の安全など最新の海外金融情報のリアルを代表自ら渡航しレポートでお届けします。

記事一覧

固定された記事

【Vol.17】「ファイナンシャルアドバイザーの役割について」

皆さんこんにちは、FLSGの菅原です。 今回は我々ファイナンシャルアドバイザー(FA)の役割について書きたいと思います。 FAの大切な役割に「3つのC」があります。 1つ…

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【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 5/13号」

米市場4月調整ほぼ埋めるが強弱感は割れる 10日のNYダウは8連騰、S&P500指数は5200ポイント台を前日回復、4月9日の水準を超え、3月下旬の最高値まで1%弱の水準。 4月相場を…

【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 5/6号」

GWスタートは介入で始まる 今年のGWは想定されてはいたが、介入によって円が大きく動いた週だった。おそらく為替のトレーダーはGW休暇を楽しむことはできなかったと容易に…

【FLSG】ニュースレター「Monthly Report5月号」この先の日米金融市場を取り巻く環境

日本がGW中の4月29日、円ドル相場は一時160円を付けた。この時点でのドル売り介入があったかどうか政府はコメントを避けているが、断続的な円買いを見ると、どうやら介入が…

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【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 4/29号」

日銀政策据え置きで、円は157円台に 注目の日銀政策決定会合が26日終了した。足元の円安加速を受けて市場の一部では国債買い入れ減額などの対応措置を警戒する声も出ていた…

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【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 4/22号」

荒れ模様の19日の日米株式市場 19日の日本株はTSMC(台湾積体電路製造)の半導体市場見通しの引き下げと米FRB(連邦準備制度理事会)高官のタカ派寄りの発言を受けて下落し…

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【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 4/15号」

米消費者センチメント悪化でNYダウ大幅安 12日のNY株式市場は大幅安となった。NY ダウは475ドル安、1.24%の下落。ナスダックは1.62%、S&P500は1.46%の下落だった。その…

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【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 4/8号」

雇用統計、就業者大幅増もNY株高 5日の東京市場は4日のNY市場大幅安(後述)を受けて、さらに中東緊迫に動揺、日経平均も一時900円安。イスラエルを抑えきれない米国の指導…

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【FLSG】ニュースレター「Monthly Report4月号」デジタル赤字継続で円安の長期トレンドは続く

3月の日銀金融政策決定会合をきっかけに上昇を再開したドルは、3月27日、34年ぶりの高値となる151.97円まで上昇した。3月27日夜、財務省・金融庁・日銀による3者会合が開…

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【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 3/25号」

米6月利下げ期待戻る。AIブーム再燃も 19日の日銀決定は「17年ぶり利上げ」報道一色になった。マイナス金利解消で短期金利が引き上げられたが「緩和継続」表明で長期金利は…

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【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 3/18号」

日銀修正観測から円高、米PPIで円安 そもそも、今回の円高局面(146円台突入)は、8日金曜日夕刻、時事通信社をはじめメディアが日銀政策修正観測を流したことが始まりだっ…

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【Vol.16】「為替リスク」

皆さんこんにちは、FLSGの菅原です。 世界的なインフレがピークアウトしつつあり米欧の中央銀行が利上げを見送る中、ドル円の為替レートも151円→141円(執筆時:2023年12…

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【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 3/11号」

日銀のゼロ金利解除と米利下げへの思惑強まる 米労働省が8日発表した2月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比27.5万人増加と、市場予想(19.8万人増)を上回…

【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 3/4号」

PCE無事通過、ナスダック、S&P500が最高値、日経平均4万円接近 焦点だった米1月PCE(個人消費支出)価格指数は前月比+0.3%、前年比+2.4%(1月+2.6%)と市場予想通りの結…

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【FLSG】ニュースレター「Monthly Report3月号」株高、円安はつづくのか、そしてトランプリスクは

2月22日、日経平均は1989年12月29日に付けた最高値3万8915円を抜き、その先には大台の4万円台を期待する声が膨らんでいる。しかし、わずか2か月前にこんな相場展開を予想し…

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【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 2/26号」

日経平均34年ぶりに史上最高値更新 22日は日本株にとって記念すべき1日となった。 日経平均は34年ぶりに高値を更新したのだ。89年12月29日の38,915円を更新して39,098円で…

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【Vol.17】「ファイナンシャルアドバイザーの役割について」

皆さんこんにちは、FLSGの菅原です。 今回は我々ファイナンシャルアドバイザー(FA)の役割について書きたいと思います。 FAの大切な役割に「3つのC」があります。 1つ目の「C」は「カウンセラー(counselor)」の「C」 クライアント様の抱える悩みや問題を聞き、専門知識をもって解決いたします。 2つ目の「C」は「コンサルティング(consulting)」の「C」 クライアント様に現状を認識させ、表面化された問題をご指摘し、原因を分析いたします。 そして3つ目

【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 5/13号」

米市場4月調整ほぼ埋めるが強弱感は割れる 10日のNYダウは8連騰、S&P500指数は5200ポイント台を前日回復、4月9日の水準を超え、3月下旬の最高値まで1%弱の水準。 4月相場を混乱させた中東情勢は、ガザ休戦交渉に進展はないが、WTI原油相場は80ドル/バレル割れで、インフレ圧迫が和らいだ。9日発表の週間新規失業申請件数が前週比2.2万件増の23.1万件(市場予想21.5万件)、昨年8月以来の高水準となり、3日の雇用統計以降の「労働需給の緩み」を追加照明した格好。NY、

【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 5/6号」

GWスタートは介入で始まる 今年のGWは想定されてはいたが、介入によって円が大きく動いた週だった。おそらく為替のトレーダーはGW休暇を楽しむことはできなかったと容易に想像がつく。 4月29日、月末要因か、米FOMC前のポジション調整か、材料が相次いだこともあって逆行高が目立った。ドルが急反転した。4月26日に終了した日銀会合後に円安が進行、29日に160.17円を付けたところで当局の介入と見られる動きで急反転した。介入で一時154円台となった後、NY市場は156円台で一旦落

【FLSG】ニュースレター「Monthly Report5月号」この先の日米金融市場を取り巻く環境

日本がGW中の4月29日、円ドル相場は一時160円を付けた。この時点でのドル売り介入があったかどうか政府はコメントを避けているが、断続的な円買いを見ると、どうやら介入があったのではと思われる。 (5月1日 文責太田) 円安=国力低下論 4月の日銀政策決定会合(25日、26日)前後から円安が急速に進行し、当局は円安を容認しているという声が高まっていた。しかも国内インフレをもたらす最近の原油価格の上昇も大きな懸念材料になっている。足元の「円建て原油価格」は13000円台(160

【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 4/29号」

日銀政策据え置きで、円は157円台に 注目の日銀政策決定会合が26日終了した。足元の円安加速を受けて市場の一部では国債買い入れ減額などの対応措置を警戒する声も出ていたが、日銀は2%の物価安定目標の実現に向けて経済・物価支援の継続姿勢を改めて示した。日銀が金融政策の現状維持を決定したことを受けて円安が進行。植田総裁の定例会見にも目新しい内容はなかった上、この日発表された米経済指標を受けて円売りが一段と強また。 NY時間帯に入り、円は対ドルで一時157円79銭まで下落。財務省の

【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 4/22号」

荒れ模様の19日の日米株式市場 19日の日本株はTSMC(台湾積体電路製造)の半導体市場見通しの引き下げと米FRB(連邦準備制度理事会)高官のタカ派寄りの発言を受けて下落して始まった。加えて中東情勢の悪化も下げを加速させた。米金融政策や中東情勢、日本株をけん引していた半導体市場の先行きの懸念や米金融政策、中東情勢などのリスク要因が一気に顕在化したようだ。日銀の金融政策決定会合を今週に控え(25日~26日)、同時に日本企業の決算も今週から始まることで、相場の変動要因が重なったこ

【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 4/15号」

米消費者センチメント悪化でNYダウ大幅安 12日のNY株式市場は大幅安となった。NY ダウは475ドル安、1.24%の下落。ナスダックは1.62%、S&P500は1.46%の下落だった。その要因は、4月初旬における米消費者のセンチメントは、市場の予想以上に悪化し、一方でインフレ期待は上昇し、消費者の物価高への不満が浮き彫りとなった。 4月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は77.9。前月の79.4から低下。1年先のインフレ期待は3.1%-今年最高。前月(2.9%)

【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 4/8号」

雇用統計、就業者大幅増もNY株高 5日の東京市場は4日のNY市場大幅安(後述)を受けて、さらに中東緊迫に動揺、日経平均も一時900円安。イスラエルを抑えきれない米国の指導力のなさ、国内も政治の衰退を見せつけられ、あっさりと4万円、3万9千円割れ。そもそもこの程度の調整は予想されていたが、筆者は決算発表が中盤を過ぎたあたりから6月にかけてと想定していた。 5日発表の雇用統計では、米金融当局に利下げを促すようなデータはほとんど見られなかった。その結果、9月より前の利下げを完全に

【FLSG】ニュースレター「Monthly Report4月号」デジタル赤字継続で円安の長期トレンドは続く

3月の日銀金融政策決定会合をきっかけに上昇を再開したドルは、3月27日、34年ぶりの高値となる151.97円まで上昇した。3月27日夜、財務省・金融庁・日銀による3者会合が開催され、円安を阻止する介入が議論されたようだ。(4月1日 文責太田) 3者会合で介入可能性高まる 神田財務官シーリング(152.00円)の決壊目前という局面で、3者会合(=「財務省・金融庁・日銀」による国際金融資本市場に関わる情報交換会合)の開催が報道された。会合後の神田財務官は、インタビューに答えて、

【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 3/25号」

米6月利下げ期待戻る。AIブーム再燃も 19日の日銀決定は「17年ぶり利上げ」報道一色になった。マイナス金利解消で短期金利が引き上げられたが「緩和継続」表明で長期金利は逆に低下(リスクヘッジの買い戻しと見られる)、ドル高円安に振れた。 日銀にはトラウマがある。17年前の07年2月に福井総裁は利上げに動いたが、その半年後に「パリバ・ショック」から米サブプライム危機となり、その1年後に「リーマン・ショック」に至った。日銀の対応は遅れ、白川総裁の引き締め策は超円高を招いた。元々、

【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 3/18号」

日銀修正観測から円高、米PPIで円安 そもそも、今回の円高局面(146円台突入)は、8日金曜日夕刻、時事通信社をはじめメディアが日銀政策修正観測を流したことが始まりだった。従来のマイナス金利修正に加え、YCC(イールド・カーブ・コントロール)撤廃、国債買い入れ規模をあらかじめ示す新たな量的金融政策枠組み検討など、踏み込んだ内容だった。政策修正に賛同する日銀審議委員が増えているとも報道された。これを受け対ドル円は急騰、146円台に。その後は狭いレンジの攻防とったが警戒ムードが出

【Vol.16】「為替リスク」

皆さんこんにちは、FLSGの菅原です。 世界的なインフレがピークアウトしつつあり米欧の中央銀行が利上げを見送る中、ドル円の為替レートも151円→141円(執筆時:2023年12月)と一気に動き出し、このまま“円高”に向いそうな雰囲気が出てきました。 (実際には為替は様々な要因で動きますので、この先はわかりません) そんな中、オフショア積立て投資の契約者様の心理にも変化が出てきています。 昨年から続いていた毎月の積立て金の「減額」や「停止」のご依頼が、 1ドル150円を超

【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 3/11号」

日銀のゼロ金利解除と米利下げへの思惑強まる 米労働省が8日発表した2月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比27.5万人増加と、市場予想(19.8万人増)を上回った。ただ、過去2カ月分の雇用の増加数が合計16.7万人下方修正され、失業率も3.9%と約2年ぶりの水準に上昇し、米労働市場が減速しつつあるとの見方を強めた。賃金の伸びも鈍化、2月の平均時給は前月比+0.1%と予想の+0.2%を下回った。 労働市場は昨年のような緩やかな傾向に戻りつつある。金融市場が見込むFR

【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 3/4号」

PCE無事通過、ナスダック、S&P500が最高値、日経平均4万円接近 焦点だった米1月PCE(個人消費支出)価格指数は前月比+0.3%、前年比+2.4%(1月+2.6%)と市場予想通りの結果となった。短期金融市場が織り込む「6月利下げ」確率は約60&から67%にやや上昇した。 食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比+2.8%、12月の+2.9%から低下し、21年3月以来の低水準。サービス価格が+0.6%、モノが0.2%下落。エネルギーが1.4%下落、食品は+0.5%。個

【FLSG】ニュースレター「Monthly Report3月号」株高、円安はつづくのか、そしてトランプリスクは

2月22日、日経平均は1989年12月29日に付けた最高値3万8915円を抜き、その先には大台の4万円台を期待する声が膨らんでいる。しかし、わずか2か月前にこんな相場展開を予想した市場関係者はいない。(2月29日 文責太田) マイナス金利解除はあるかもしれない エコノミストが見ている日本のマクロ指標は、GDP(国内総生産)をはじめとして良くない。23年7─9月期、そして10─12月期と連続して前期比マイナス成長だった。足元の24年1─3月期も低調となり、ひょっとすると3期連

【FLSG】ニュースレター「Weekly Report 2/26号」

日経平均34年ぶりに史上最高値更新 22日は日本株にとって記念すべき1日となった。 日経平均は34年ぶりに高値を更新したのだ。89年12月29日の38,915円を更新して39,098円で引けた。もう一つの株式指数であるTOPIX の史上最高値を報じるマスコミはゼロ。実はTOPIX はまだ最高値を更新していない。TOPIX の最高値は同年12月18日の2884.80ポイントだ。ちなみに今回の22日は2660.91ポイントの引け。つまり最高値まで10%弱あるのだ。 日経平均とTO